スキル別!ボルダリングが上達するためのテクニック一覧。

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ボルダリングを始めると、どんなテクニックがあるか気になりますよね!
ボルダリングって意外と力だけでは登れないですもんね。身体能力だけでは、今は登れていてもいつか限界が来てしまいます。

この記事では、ボルダリングにはまってきたあなたに、ボルダリングのテクニックについてご紹介します。

「なかなか上達できない」とお悩みの場合でも、このテクニックを身に着けることで、一気に注目を浴びてしまうかもしれませんよ。ぜひ参考になさってくださいね。

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最初に基礎のおさらいをしよう!

え?基礎なんかとっくにできてるから早くテクニックを教えて!そんなふうに思ったあなた。
ボルダリングではテクニックをどれだけ使えても、指の保持力などの基本ができてないと登れないんですよ!

それにホールドをもって維持できないと、テクニックを使う前に落ちてしまいますよね。大体3秒両足をつかずに維持できたらOKです。

ジムに行って一度確認してみましょう!そして基礎が身についていることを確認できたら、いよいよテクニックを覚え始めましょう!

もしかしてテクニックについて、この記事には書いてないのではないかと不安になったあなた。
安心してください。次の章から難易度別に代表的なテクニックを紹介していきます。

ボルダリングのテクニック初級編

まずは初級編です。ここでの初級編は基礎的な体の使い方を中心に、テクニックと一般的に呼ばれるもの基礎となるものを取り扱います。

早速見ていきましょう!

右手右足の法則

何か数学の公式かな?って思ったあなた!これはボルダリングを含むクライミングすべての基礎ですよ!

右手右足の法則とは右手を出すとき、先に右足を上げて、左手を出すときは左足を上げることです。
どこかでしたことがあるような…と思ったあなた!勘が鋭いですね!

実はこの動きをクライミング以外でもやったことがある人は、実は大勢います。
この動きは、梯子の登り方と同じなんです。この動きはクライミングにおいて基礎なので、ぜひ覚えましょう!

ちなみに、この名前は自分がわかりやすいよう勝手につけた名前です。正式名称ではありません。

ホールドをつかむときは腕を伸ばす!

言われただけではよくわからないですよね…
心配いりませんよ!正直、自分も最初はよくわかっていませんでした。
でも実はこれができているかどうかだけで、ボルダリングがどれだけできるか大きく変わるんです!

ホールドをつかむときって、力を入れようとしてつい腕を曲げてしまいますよね。
でも、腕を曲げた体勢だと腕の疲労がたまってしまうんです。
つまり、腕を伸ばしておけば、腕の疲労をためずに登ることができてしまうんです!

足は基本曲げておく

このテクニックは、先ほど紹介したテクニックとセットで使用します。
このテクニックは、ホールドをつかんで保持するときに、膝を曲げた状態で保持することです。

つまり、二つを合わせて要約すると、ホールドをつかんで保持するときは腕を伸ばして足を曲げた状態にすると、楽に登ることができるということです。

今まで紹介した二つのテクニックがボルダリングの基礎となるテクニックなので、ぜひ覚えましょう!

オブザベーション

今までと違って、テクニック名っぽいですよね!でも、これは登る前に使うテクニックなんです!
登る前に使うってどういうこと?って思ったあなた!
やったことない人ならだれでもそう思いますよ。それに、今から説明していきますので安心してください。

オブザベーションとは登る前に課題を把握して、どう登るか観察することです。
え?それだけ?って思いますよね。

実は、これができるかどうかで大きく変わってくるんです!
ボルダリングの公式大会の決勝戦でわざわざこれをするための時間を、ちゃんと確保されているほど大切なことなのです。

これもぜひ覚えて、できるようになりましょう!

シットダウンスタート

これはスタートの体勢に関するテクニックです。
このテクニックは文字で書いた通りの形はできますが、はっきり言って今までの三つよりも習得が少し難しいです。

やり方は、スタートするときに地面に座った状態でホールドに両手両足をかけた状態から登り始めるだけです。

簡単そうに聞こえますよね。でも、その状態から登るのが慣れてない人だと難しく感じてしまうんです。これは、何回かボルダリングジムに通った人ができるようになるくらいの難易度なのです。

ちなみに、初めてジムにやってきて常連さんの動きを見て真似しようとする人を見たことがありますが、1度で成功した人を自分は一人も見たことがありません。

足を入れ替える

これは言葉の通り、ホールドの上で乗せている足を入れ替えるだけです。
たったこれだけで何が変わるの?と思ったあなた。これができるかできないかで、クリアできる課題(ルート)が大幅に変わるんです!

このテクニックが使えれば、自分のいる位置からとることができるホールドの距離が大幅に広くなります。
覚えて、どんどん取れるホールドの範囲を広くしていきましょう!

つま先でホールドに乗る

これも先ほど同様に、言葉通りのことをするだけです。
足を入れ替えること以上に、する意味が分からないというあなた。そうですよね。聞いただけでは全くわからないですよね。

でもこれは、クライマーならほぼ全員使っている基礎のテクニックなんです!

つま先でホールドに乗ることによって、足の角度を変えることができるようになり、小さなホールドに足を乗せることもできるようになるんです。

 

え?足の角度って関係あるの?と思ったあなた。ボルダリングを上達させていくうえで、足の角度は重要な要素なんです。

足の角度を変えれるようになると、それによっていろんな体勢でホールドを保持することができるようになります。それができると、いろんな課題が登れるようになります。

ぜひ覚えて登れる課題を増やしましょう!

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ボルダリングテクニック中級編

ここからは中級編です!ボルダリングのテクニックで簡単なものを、いくつか紹介していきます。

ダイアゴナル

早速テクニックらしい名前のものが来ましたね!でも、今までと違って一体どんなテクニックなのか想像つきにくいですよね…
でも安心してください!今からわかりやすく説明していきます。

ダイアゴナルは、どんな壁でも使える汎用性が高い登り方の基礎となるテクニックです。

やり方は、次にホールドを取る手の方の足をホールドに乗せて、ホールドを取ろうと手を伸ばした時、逆の足を伸ばした手とは反対の方向に伸ばしてバランスを取ります。
これを繰り返すだけです。

ダイアゴナルは、比較的マスターしやすいですが、バランスを取るのが難しいので多少練習は必要です。練習して使えるようにしましょう!

正体ムーブ

正体ムーブも、ダイアゴナルのような登り方の基礎的なテクニックです。

やり方は、足を蟹股にしてホールドにしっかり置きます。
次のホールドを取るときは手と同じ方の足を逆足よりも少し高いところにおいて、その足に重心を置きます。

そして、体を壁に近づけながらホールドを取りに行きます。こうすることによって、体から先にホールドに近づけることができます。
体から先にホールドに近づくことができると、安定して登ることができるようになります。

ダイアゴナルと正体ムーブの二つを覚えると、初心者でもいろいろ登れるようになります。
ダイアゴナルよりも習得は難しくないので、覚えて使ってみましょう!

カチ持ち

このテクニックは、ホールドの持ち方についてです。この持ち方はどういう形のホールドで使うかも、一緒に説明していきます。

カチ持ちは、カチと呼ばれる小さなホールドを持つときに使います。カチ以外でもこの持ち方をすることができます。

やり方は、人差し指から小指までをそろえて、第二関節から曲げて指先をホールドにひっかけます。クライマーはこの持ち方ができるから、1㎝もない凹凸だけで体を支えることができます。

この持ち方が得意なクライマーのことを、カチラーと呼びます。
ぜひ覚えて、もし自分の手と相性が良ければ、カチラーを目指しましょう!

パーミング

このテクニックも、ホールドの持ち方です。
パーミングは、スローパーと呼ばれる指をひっかけることができない丸いホールドをつかむときに使います。

この持ち方は、ホールドの丸い部分に対して手を大きく広げて、上から押すようにつかみます。この時自分の体の重心がホールドに対して真下になっていると、成功率が格段に上がります。

真下に重心さえ来ていれば、上手な人はスローパーだけでぶら下がることができます。
難しいコースでは、スローパーがかなり出てきます。なのでぜひ覚えましょう。

アンダー持ち

これもホールドの持ち方のテクニックです。
このテクニックは、アンダーと呼ばれるホールドを持つとき使います。

アンダーは下から手を突っ込むことはできますが、普通のホールドと同じ持ち方で持つことができません。
そして、パーミングと同様にアンダー以外のほかのホールドを持つときはこの持ち方はできません。

やり方は、ホールドの下から手を突っ込んでホールドを持ちます。重い荷物を持つときをイメージするとわかりやすいです。

コツは、足場をしっかり安定させることです。パーミングと違って体の重心がホールドの真下に来ていても、足場がしっかりしていないとアンダー持ちはできません。
なので、足場をしっかりさせることはとても重要になります!

インサイドフラッギング

ここでは、次のテクニックも含めたフラッギングについても説明していきます。

フラッギングは足を使って、体のバランスを取るテクニックです。このテクニックは外側から見ると足が旗のように見えるので、フラッギングといいます。

やり方は、まず次にホールドを取る手と同じ側の足を内側から壁に差し込みます。
そしたら、両手で引き付けて、ホールドに乗っている足を立ちこむと同時に手を出します。

コツは壁に差し込んだ足の小指側を、壁に当てることです。このことによって、より安定性が増します。つまり、内側の足を伸ばしてバランスを取るということです。

アウトサイドフラッギング

このテクニックも、原理はインサイドフラッギングと同じです。しかし、インサイドフラッギングとは違うので、その相違点を覚えましょう!

やり方は、まず次にホールドを取る手と同じ側の足を外側から反対の足とクロスさせます。
この後は、インサイドフラッギングと同じです。コツも同じです。

インサイドフラッギングとの相違点は、まず足を外側からクロスさせているのでインサイドフラッギングよりも解除しやすいことです。ぜひこの二つを覚えましょう!

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手に足(手にヒ)

手に足というテクニックは単純に、手で持っていたホールドに足を乗せることです。
手にヒというのは、手に足の別名でヒはヒールのヒです。

そんなことできるの?って思いますよね。
実は意外と、体勢によっては簡単にできてしまうんです!

例えば右手が近くのホールド、左手が遠くのホールドをつかんでいて、かつ足が伸びきっていて次のホールドが遠いところにある時に使います。

 

そんな限定的な条件、そうそうないでしょって思ったあなた。

実は結構このシチュエーションあるんです。そして上級テクニックで紹介するヒールフックを覚えるには、このテクニックを習得していることが前提条件の一つになっています。

このテクニックにはコツがあります。
それは、足をホールドに乗せるとき、ホールドをつかんでいる手を足をのせる方向とは逆の方にずらすことです。これができると、一気にやりやすくなります。

ボルダリングのテクニック上級編

いよいよ上級編です!ここに説明してあるテクニックは、初心者用の課題で使うことはほとんどないものです。

しかし、見ている人からすると派手で目立つものテクニックもあって、素人が見てもすごい!と思うものばかりです。早速見ていきましょう!

ポケット持ち

このテクニックはホールドの持ち方の一つで、真ん中に大きな穴が開いているポケットと呼ばれるホールドをつかむときに使います。

やり方は、ポケットの穴に指を2~3本突っ込んでそのまま指をひっかけます。
ポケットは難しいコースになると出てくるホールドなので、初心者コースで出てくることはありません。

そして、この持ち方は指への負担が大きいので、指を痛める恐れがあります。
練習はある程度ボルダリングができるようになってから、すこしずつ始めましょう。

クロス持ち

このテクニックもホールドの持ち方ですが、今までのテクニックと違って2つのホールドを使います。

やり方はまず、2手先のホールドをつかむ方の手で手前にある次のホールドをつかみます。次に先ほどとは反対の手でその隣のホールドをつかみます。

クロス持ちとしての説明はここまでとなります。しかし!クロス持ちをするとき、この次の動きがとても重要になってきます。
そしてほとんどの場合が、このワンパターンの動作がクロス持ちした後にきます。

クロス持ちをした後は、最初にホールドをつかんだ方の手で次のホールドをつかみます。
ここまで聞いても、なぜクロス持ちというテクニックを使うんだろう?とクロス持ちする意味が理解できていないと思います。

そこで、今からその理由を説明していきます。

 

クロス持ちは、両手をクロスさせて二つのホールドをつかむテクニックです。そして、その後横に移動しようとするとクロスされた両手がもとに戻って、体全体を横に移動させることができるのです!

つまり、体が横にずれればその分横に取れる範囲が広がるので次のホールドが取りやすくなるんです!
ぜひ覚えて使えるようになりましょう!横に長いコースが登りやすくなります!

デッドポイント

ここからは、いくつかパワー系ムーブと言われるものを紹介していきます。
まずはデッドポイントです。

やり方はまず、両手でホールドをつかんだ状態で腰を引いてタメを作ります。タメができたら、次のホールドがある方向に体を振ります。
この時、ホールドは片手ずつ違うホールドでも両手同じホールドでもどちらでもできます。

体を振った勢いを使って一気に腕を引きながら、そして片手はホールドをつかんだまま、次のホールドがある方向に勢いをつけて伸びあがります。

 

ポイントとしては腕だけで体全体を引っ張ろうとするのではなく、足を使って立ち上がる感覚で伸びることです。腕だけで飛ぼうとするときついですもんね。

そして、伸び終わったら、ほんの少しの間体がその状態で停止するのでホールドをつかんでそのまま保持します。

デッドポイントは、この後紹介するランジとダブルダイノの基礎となるテクニックです。ぜひ覚えましょう!

ランジ

このテクニックは腕を伸ばしただけでは届かない遠いところにあるホールドで、デッドポイントを使っても届かないときに使います。
やり方は、基本はデッドポイントと同じです。でも、デッドポイントとは大きく違う点があるんです!

それは、デッドポイントはホールドをつかみに行くとき、片手が常にホールドをつかんだままの状態ですが、ランジは両手同時に次のホールドをつかみにいくときにホールドから手が離れるという点です。

あと、デッドポイントとダブルダイノとの区別としてはホールドは片手で取ります。

つまり、完全にジャンプして片手でホールドを取るということです。
めちゃくちゃ派手で目立ちますし、素人が見てもすごいとわかる登りへの一番の近道ともいえるテクニックの一つです。

 

そのかわり失敗したら一番下まで落ちるので、あまりこのテクニックに頼りすぎるのはよくありません。そこを頭に入れておきましょう!

ランジはパワーをとても使いますが、派手なテクニックの一つです。このテクニックが使えるようになるころには、フィジカルが強くなっています!

ダブルダイノ

このテクニックは、ほとんどランジとやることが同じです。しかし、ランジとは一つ大きく異なる点があります。

ランジは片手でホールドを取りますが、ダブルダイノは両手同時にホールドをつかみます。
それに両手同時にホールドをつかむ分、ランジよりも難しくなっています。

それって使い分ける必要ないと思ったあなた!そこが落とし穴ですよ。

 

ランジは片手なので、ダブルダイノに比べるとホールドが簡単につかめるときに多用します。
しかし、ダブルダイノは両手でつかむので、両手同時につかまないと落ちてしまうときに使います。つまり、次つかむホールドの難易度次第ということです。

失敗したら一番下まで落ちるのはランジと同じなので、あまりこのテクニックに頼りすぎるのはよくありません。そこを頭に入れて練習しましょう!

ヒールフック

ここから再び足のテクニックに入っていきますが、同じ足のテクニックのフラッギングに比べてフック、特にヒールフックはパワーと股関節の柔軟性が必要になってきます。

まずはヒールフックです。このテクニックは、足を使って体を上に引き上げるときに使用します。

やり方は、自分の腰よりも上にあるホールドに片方の足のかかとをのせます。のせたら、そこからかかとに体重をかけて体を引き上げます。

え!?こんなの無理!!と思うと思いますが、ある程度のレベルまで達するとできるようにクライマーはヒールフックの方が得意ですが、テクニック系のクライマーはトゥフックが得意です)。
ある程度のぼれるようになったら、挑戦しましょう!

トゥフック

次はトゥフックです。
実は、ヒールフックとトゥフックは根本的な原理以外は全く違うテクニックといっても過言ではありません。先ほどはパワーを使いましたが、このテクニック自体はパワーはあまり使いません。

自分の足のつま先を、ホールドにあてて体を安定させます。

頭の中がパニックになっているというあなた!正直やったことない人と初心者なら、だれでもなると思います。

 

まずこのテクニックは、ルーフといわれる傾斜が180度くらいある壁の課題の飛び出たホールドで使います。90度の垂壁等では、このテクニックの使用は無理です。

信じられないと思いますが、これをすることによって安定して次のホールドが取りに行けるようになります。
こればかしは、実際に経験しないとわからないことです。練習して、体感しながら身につけていきましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。

ボルダリングのテクニックには、意識すればすぐできるものから、練習がかなりいるものまでいろんな種類があります。ぜひいろんなテクニックに挑戦してみてください!

 

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