スピードクライミングはロープで引っ張られてる?本当に自力で登ってるの?

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選手が早登りでスピードを競う競技のことを、スピードクライミングと言うのですが、映像などをみたことがありますか?

15mの壁をものすごいスピードで駆け上がっていく競技ですが、命綱であるロープが上から選手を引っ張って登るのを助けてくれているように見えませんか?

私も初めてみたときは上から引っ張ってもらっているからこんなに早く登れるのでは?などと余計な勘ぐりをしてしまったこともあります。

私はボルダリングを始めたばかりの初心者なのですが、ボルダリングジムに通うようになってから色んな方と仲良くなり、ロープを使ったクライミングをやったことがあるという方に話を聞くことができましたので、実際のところどうなの?という部分を皆さんにもお教えいたします。

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スピードクライミングの命綱

これは、東京オリンピックで行われるスポーツクライミングの競技にも含まれていますので、聞いたことがあるのではないでしょうか。

スピードクライミングの男性選手の中には15mの壁を5秒台で登る選手もいますので、あまりの早さに命綱が上から引っ張ってサポートしているように見えてしまいますが、もちろん全部選手の技術なんです!

命綱に注目してみてみると、確かにロープはピンと張っているわけではなく少しだけ余裕があるように見えます。
そこを分かった上で見てみると、選手のスゴさが増して見えますね!

スピードクライミングのトップ選手の映像(クライミングワールドカップ2019の決勝戦)

IFSC Climbing World Cup Chongqing 2019 – Speed Finals

命綱はどういう仕組み?

スピードクライミング競技で使われているものは、機械式になっています。

この機械は、壁の上の方にロープを引っ掛ける特殊な滑車(安全装置)が付いていて、高いところから選手が落ちたとしても自動でストップをかけてくれるというものです。
ロープに負荷がかかった時点で失格になります。

登っていく時は選手が登っていくスピードに合わせて、自動的にロープを巻き取ってくれるものです。

動きを制限するものではないけれど、いざとなったらロックがかかって大事故を防いでくれる…イメージとしては車のシートべルトでしょうか。

大会のロープに関する規定

スピードクライミングのルールの一つとして、自分自身の力のみで登らなければならないというルールがありますので、この命綱であるロープは補助器具のうちに入ってはいけません。

補助器具を使って登るクライミングもあるのですが、スピードを競うクライミングでは補助的役割を果たしてはいけないので、もしこのロープが少しでも選手を手助けするようなことがあったら、不正としてその場で失格になってしまいます。

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世界でトップクラスのクライマーは誰?

早上りのクライミングは知られていても、選手は意外と知られていないかもしれません。
しかし、日本人選手は世界で上位に入れる選手が何名もいるのです!

スピードクライミングの世界でトップクラスの選手たちが集まる大会、SPEED STARSでは、ワールドカップの優勝選手や世界記録を保持している選手などが集まります。

このSPEED STARS2018に出場して上位を収めた男女の選手をご紹介しつつ、注目の日本人選手もチェックしてみましょう。もしかしたら東京オリンピックでも出場する注目選手かもしれませんよ!

SPEED STARS2018上位の男子選手

1位 スタニスラフ・ココリン(ロシア)

スピードクライミング選手出典:CLIMERS

2位 ヴラジスラフ・ディヴリン(ロシア)

スピードクライミング選手出典:CLIMERS

3位 マルチン・ジェニスキー(ポーランド)

同大会に出場していた日本人選手の中で、楢崎選手は日本国内のスピードランキングで2位、池田選手は3位ですが、SPEED STARS2018では楢崎選手7位、池田選手10位でした。

▼楢崎明智選手

スピードクライミング選手出典:CLIMERS

▼池田 雄大選手

スピードクライミング選手出典:CLIMERS

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SPEED STARS2018上位の女子選手

1位 アレクサンドラ・ルズィンスカ(ポーランド)

スピードクライミング選手出典:CLIMERS

2位 ユリア・カプリナ(ロシア)

スピードクライミング選手出典:CLIMERS

3位 マリーヤ・クラッサヴィナ(ロシア)

ロシア選手は男女ともに、スピードクライミングで上位にランクインしていますね。
しかし、6位7位は日本人選手が続いています。6位の野中生萌選手と7位の野口啓代選手です。

▼野中生萌選手(左)と野口啓代選手(右)

スピードクライミング選手出典:CLIMERS

野中選手はスピードクライミングの日本女子記録保持者ですし、今後の活躍にますます期待が高まります!東京オリンピックでも日本人選手の活躍が見られそうですね。

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まとめ

プレイヤーがつけているロープは引っ張ってくれるものではなく、安全のためにつけられているだけのものなんですね。

負荷がかかったら即失格というのも、この競技の難しさを表していると思います。
東京オリンピックでもスポーツクライミングが公式競技になりましたし、スピードを競うスピードクライミングもその中に入っています。

少しのミスが大きく響くスピードクライミングですが、観客としては専門的な知識が無くても見ていてわかりやすく楽しめる競技ですので、是非今後チェックしてみてくださいね。

そして選手の姿とともに、命綱がどうなっているのか?というところも一緒に見てみてくださいね。

 

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この記事を書いた人
ASMAK

旅行と食べることが何より好きな30代。
気づけば運動もせずにお酒ばかりを楽しむ日々…
そんな時に友人に誘われて始めたボルダリングは、運動嫌いの私でも苦しまずに続けられる最高のスポーツでした!
今では週に1~2回練習に励んでいます。まだまだ初心者ですが、少しずつ身体を鍛えてレベルアップしていきたいと思っています。

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