東京オリンピックでのクライミング競技についての疑問あれこれ。

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東京オリンピックまで、あと1年を切りました。
オリンピック競技初登場の、クライミングの開催が楽しみですね。競技クライミングについて、素朴な疑問が浮かんでいませんか?

そうですよね。
クライミングに興味はある、また体験したことがあっても、なかなか競技にはなじみがないのではないでしょうか。

私も週末家族とのんびりクライミングしたりしますが、大会なんて参加はおろか、観覧したこともありません。でも、せっかくオリンピックで開催されるのだから是非見てみたいですよね。

 

「オリンピックではどんな風に競い合うのだろう?」「なるほど、こんな感じなんだ!」と予習しておくと、もっと楽しみになるのではないでしょうか。

この記事では、そんなあなたのためにオリンピックでのクライミング競技への質問について、お答えします。是非参考になさってくださいね。

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オリンピックではクライミングはどんな競い方をするの?

クライミングは、競技ではどのように競うのでしょうか?

東京オリンピックでは、「スピード」「ボルダリング」「リード」の3種目を1人の選手が実施しますよ。そして、3種目の総合で勝敗をきめます。複合競技ですね。

クライミングの3種目は、次のようになります。
3種目終わるまで勝敗がわからないので、すべての種目が見逃せません。

スピード

2人の選手が同時に登り、その速さを競います。壁の高さは15メートルで、同じルートが設置されます。
優勝タイムは、男子5~6秒、女子7~8秒だそうですよ。速い!

ボルダリング

4メートルの壁に、複数の難関課題ルートが設置されます。
各ルート1人ずつ実施して、制限時間内にいくつ、またどこまで登れたかを競います。

傾斜が急で手掛かりが少なく難解な課題を、驚くような体勢でクリアしますよ。

リード

高さは15メートルの壁に、難しい課題ルートが設置されます。
1人ずつ登り、制限時間内にどの地点まで登れるかを競います。

ロープを使って高くまで登っていくので、ダイナミックな登りが見どころ!

東京オリンピックではどのようなコースになる?

オリンピックは国際大会なので、IFSC国際ルートセッターの資格を持ったルートセッターさんがチーフセッターを中心に数名で作ります。

「スピード」「ボルダリング」「リード」それぞれ順位が決まるよう、僅差で手に汗握る試合になるよう、参加選手の実力をみて判断して設定します。

豊富な経験と技術を持つルートセッター達が作り上げますので、選手も観覧者も、「ハラハラして面白い!」と思うようなルート設定になること間違いなしですね!

クライミングの会場は室内?

東京オリンピックのクライミング競技は、「青海アーバンスポーツパーク」で開催されますよ。東京湾の海が見えるけれど、室内です。
天候に左右されることなく、開催、観覧を楽しめますね。

他には、オリンピックのバスケットボールやパラリンピックとパラリンピック の5人制サッカーがこの会場で開催予定です。
8400人が収容できる施設で、白熱した試合が行われ、盛り上がりそうですね!

東京オリンピックでは個人競技?団体競技?

2020年のオリンピックでは、個人競技のみ開催予定です。
東京を機に、続くオリンピックで開催することになった場合は、団体競技の開催もあるかもしれません。

フィギアスケートは今まで個人競技でしたが、最近、国別団体戦もありますよね。
沢山の国でクライミングが盛んになれば、可能性はありそうです。

東京オリンピックでは全体で何人くらい出場する?

男女20名ずつ、合計40名が出場しますよ。1つの国で、2名まで出場できます。
日本は、開催国枠を含め男女2名ずつ4名出場予定です。

既に男子は楢崎智也選手、女子は野口昭代選手の2名の出場が内定しており、残る2枠は、2020年5月までのオリンピック選考3大会で決定します。

日本以外では、険しい岸壁があり伝統的にクライミングが盛んで古くから競技が実施されている国々の参加が予想されます。

ヨーロッパ・アルプス周辺のフランス、イタリア、ドイツ、オーストリア、スロベニアなどですね。
また最近、クライミング人口が増えつづけるアジアや北米の国々の選手も参加しそうです。

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東京オリンピックでの出場年齢層は?

クライミングといえば、老いも若きも楽しめるスポーツですよね。
ただ、競技ともなると精神力と体力のピークにある10代後半から30代前半の選手が有力です。

特に東京大会では複合競技のため、ハイパフォーマンスを持続する体力が必須です。

2018年のワールドカップランキング

参考までに、昨年のワールドカップの上位5位の選手を見てみましょう。

男子

  1. ヤコブ・シューベルト(オーストリア、28歳)
  2. 楢崎智亜(日本、23歳)
  3. 藤井快(日本、26歳)
  4. 緒方良行(日本、21歳)
  5. ショーン・マッコール(カナダ、32歳)

▼男子1位のヤコブ・シューベルト選手

出典:jakob.schubert Instagram

▼男子2位の楢崎智亜選手

出典:公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会

女子

  1. ヤーニャ・ガンブレット(スロベニア、20歳)
  2. 野口啓代(日本、30歳)
  3. 野中生萌(日本、22歳)
  4. ジェシカ・ピルツ(オーストリア、22歳)
  5. スターシャ・ゲヨ(セルビア、21歳)

と、やはり若手選手が活躍していますね。
でも、クライミングは経験や知力が生かされるスポーツでもあります。

▼女子1位のヤーニャ・ガンブレット選手

出典:Wikipedia

▼女子2位の野口啓代選手

出典:公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会

最近では、50歳以上のシニア大会なども開かれています。
将来的にはスキーの葛西選手のように、40代、50代の脅威のオリンピック選手も出場するかもしれません。

クライミングはパラリンピックにも追加される?

2020東京大会では、残念ながらパラリンピックではクライミング競技の開催がありません。
高所登山では、凍傷などから指を失ってしまう山岳クライマーもいます。
怪我後も、よりハイレベルなクライミングを継続している方も多数いますよ。

パラリンピックの競技種目になる可能性は十分あります。
クライミング競技に人気があるかどうか!に掛かっています。是非、応援しましょう~。

東京オリンピックのクライミングは地上デジタル放送される?

オリンピック観戦チケットの当選結果は、もう発表されましたよね。
皆様は、チケットゲットできましたでしょうか?

私は、応募さえ忘れてしまっていました。なので、是非テレビで放送してほしいです。

オリンピックの選考大会のうち、世界選手権は、決勝がNHK BSやJ SPORTSなどで生放送されました。
同じ日程でクライミングより人気のある競技が入っていなければ、放送される可能性は十分ありますよ。

まずは、クライミングの開催スケジュールをチェックしてくださいね。

8月4日(火) 17:00 - 男子複合予選(スピード、ボルダリング、リード)
8月5日(水) 17:00 - 女子複合予選 (スピード、ボルダリング、リード)
8月6日(木) 17:30 - 男子複合決勝 (スピード、ボルダリング、リード)
8月7日(金) 17:30 - 女子複合決勝 (スピード、ボルダリング、リード)

クライミングは夏季のオリンピックだけ?

クライミング競技は、室内で開催されることが多いです。
それならば季節は問わないので、冬季オリンピックで開催もできるのでは、と思いませんか?

そうですよね。物理的に、冬に開催は可能です。
でも、夏季のクライミング競技がそのまま冬季に開催されることはないのではないでしょうか。

冬季オリンピックの競技をみてみましょう。

冬季オリンピック競技種目

  • スキー
  • スノーボード
  • スケート
  • ソリ
  • カーリング
  • アイスホッケー

うーん。雪、氷などを利用し、本来冬季にしか開催できないスポーツばかりですよね。冬季開催は、厳しいかな。と、がっかりするのは、早いですよ。

「アイスクライミング」「ミックスクライミング」「ドライツーリング」はご存じでしょうか。

アイスクライミング

冬季に、凍った滝などを登るスポーツです。
両手にアイスピッケル、足にアイゼンを履き、氷に引っ掛けたり突き刺したりして、手掛かりにして登ります。

ミックスクライミング

アイスクライミングが原型なんですが、春近くになると氷のルート上で一部氷が解け、岩がむき出しになる部分もあります。

こんなときは、岩の部分も継続してアイスクライミングの道具で岩も登ります。氷と岩のミックスなルートを登るスポーツです。

ドライツーリング

ミックスが登られるようになると、岩のパートをアイスクライミングのツールで登ることも楽しくなり、練習をしますよね。

そうなんです。氷と関係なく、岸壁をアイスピッケルとアイゼンで登っちゃえ!なスポーツがドライツーリングです。

上記3種目でしたら、「冬季」と胸を張ってオリンピック種目に推薦できそうです。
日本でもまだまだマイナーではありますが、毎年長野県でアイスクライミングやドライツーリングの大会が開催されています。

冬季競技として、追加される可能性はありますよね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
少しでも疑問を解消して、楽しくクライミングを一緒に応援しましょう~。

 

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この記事を書いた人
のぼ

幼児一人の母です。事務職員で、週末に子供と近所のボルダリングジムで登って楽しんでいます。ハイキングからアルパインクライミング、バックカントリースキーやカヤックなどアウトドアスポーツ全般が大好きです。季節・体調・気分に合わせチョイスし、広く浅く薄~く、勤しんでおります。クラミングにつきましては、極めて競い合う若人たちの競演や楽しく登る老若男女のパワーに魅せられています。多くの方と一緒に楽しんだり、応援出来たらなと思っております。

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